Till coffee beans are made
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 コーヒーの木



飲用を目的として栽培されているのは、約十種類ほど。そんなに種類があるんですね。
苗木が成長して2〜3年でジャスミンのような香りのする白い花が咲き、やがて楕円形の実をつけます。 この実は完熟すると赤くなりサクランボに似ているところから“コーヒーチェリー”と呼ばれているそうです。
コーヒー種の中では、 アラビカ種 カネフォーラ種ロブスタ リベリカ種 の3種がコーヒー豆の三大原種というのだとか。 全生産量の80%を占めるのはアラピカ種で、エチオピアが原産国。味、香りともに優れているそうです。
ロブスタ種は、コンゴが原産国で、比較的病気に強くて栽培しやすく、安価な品種のようです。
ただ、アラピカ種に比べると味も香りも劣るから、缶コーヒーとかインスタント用に多く使われてるみたいですね。 カフェイン量もアラビカ種の2倍もあるそうですよ。
リベリカ種は、さらに生育旺盛で環境適応性が十分あるそうですが、やはり味や香りはアラビカ種より劣りあまり人気の品種ではないようです。
一般に高地産のコーヒーほど良質とされていて、中米ではほとんど栽培地の高度差だけで格付けをおこなうそうです。 寒暖の差によりコーヒーの実が締まり、ゆっくりと時間をかけて熟する。これが美味しくなる秘訣なんですね。

【世界のコーヒー生産国と代表的なコーヒーの名称】
WorldCoffeeMap.png(108034 byte) 主なコーヒー生産国を橙色(橙色の濃い国ほど生産量が多い)で示し、代表的なコーヒーの名称を「名称(生産国名)」で付記した。
括弧書きのない銘柄は生産国名と同じ名称で呼ばれている。
※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より引用させていただきました


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 どうやってコーヒー豆ができるの? 



◆コーヒー豆の精製
コーヒーチェリーは、外側から外皮、果肉、内果皮(パーチメント)、銀皮(シルバースキン)、 種子の構造になっています。
この種子の外側の部分を取り除いたものが生豆(なままめ)です。
コーヒーの実は、収穫後速やかに果肉を除去し、種の乾燥処理を行います。 これが コーヒー豆の精製 です。
コーヒーの精製には主に水洗式と非水洗式の二種類に分けられます。
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水洗式
(ウォッシュト)
非水洗式
(アンウォッシュトまたはナチュラル)
@摘み取った実を水槽に入れ、混入物、枝や葉、ゴミなどの比重の軽いものを浮かせて取り除く。         

A肉除去機にかけ外皮と果肉を取り、パーチメントに分離、発酵槽に半日から1日入れ、残された果肉、ヌメリを取る。

B再度洗い場でよく水洗いし、数日間天日乾燥させてから、脱穀機でパーチメントとシルバースキンを除去し、選別する。  
@摘み取ったコーヒーの実をコンクリート床などの乾燥場に広げ日光に当てる。

A1週間ほど天日に干し、脱穀機にかけ、果肉とパーチメント(内果皮)、シルバースキン(銀皮)を取り除く。

・作業工程が単純で、欠点豆、異物が混入しやすく、又、豆面もきれいではありません。

< この他、乾式と湿式を組み合わせた半湿式(半水洗式)や、ジャコウネコなどの動物に食べさせて、 なんと、その糞から取り出すもの(コピ・ルアク)などもあるんだそうですよ。

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◆コーヒー豆の焙煎

精製された生のコーヒー豆は次に焙煎(ロースト)という工程を得て、コーヒーの香りと味が生み出されます。
焙煎は焙煎機と呼ばれる専用の機械があるんですね。ただしフライパンや焙烙、ギンナン煎りに用いる金属製の手網や 電動ポップコーンマシンなどでも焙煎することが可能なんだそうです。
コーヒーが焙煎されるとき豆の温度は約200℃程度まで到達し、一般的な焙煎方法ではおよそ10〜20分程度加熱するそうです。
焙煎の度合いのことを焙煎度といい、焙煎度の低いものを 浅煎り 、高いものが 深煎り
日本では次のような段階(浅煎り→深煎りの順)の焙煎度が用いられるそうです。 浅煎りほどカフェインを多く含み、深煎りほど苦味が増します。










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 主な銘柄別の特徴 



      
銘柄 主な生産国 特徴 度合
モカ イエメン コーヒーの代名詞?モカ特有のフルーティな香りに、心地よい爽やかな酸味に甘みとこくが加わる。 苦味は軽やかだが、余韻に香りにもあるスパイスのフレーバーを残す。苦味★☆☆
酸味★★★
香り★★☆
ブルーマウンテン ジャマイカ カリブ海に浮かぶ「森と泉の国」、ジャマイカのブルーマウンテンと呼ばれる山で栽培されているコーヒー。 険しい山岳地帯の急傾斜地は1日の温度差が大きくコーヒー栽培に最も適した産地の一つ。 適度な酸味・甘味・コクの絶妙な調和が優れた味わいを生み出す。 日本人に大変好まれる味わいで、最高級コーヒーとして世界的に有名。 苦味★☆☆
酸味★★☆
香り★★★
マンデリン インドネシア 濃厚なコクと「苦味」、芳醇な香りが特徴のインドネシアを代表するコーヒー。 苦味★★★
酸味★☆☆
香り★★☆
キリマンジャロ タンザニア 独特の酸味、深みのあるコクでファンの多いキリマンジャロ。 ストレートがおすすめ。苦味も心地よく、大変長い余韻を感じる。 苦味★☆☆
酸味★★★
香り★☆☆
エメラルドマウンテン コロンビア 酸味のなかに深いコクのある、味わい深いコーヒー。 ミルクとも相性よい。 苦味★☆☆
酸味★★★
香り★★★
ブラジル ブラジル 酸味・苦味のバランスがよく、ソフトで飲みやすい。 はじめにバランスのとれた味わい、そしてしっかりとした酸味が広がり、余韻にコクのある苦味を残す。 苦味★★☆
酸味★★☆
香り★★☆
コナ アメリカ(ハワイ島) アメリカ・ハワイ島のコナ地区で栽培されているコーヒー。 コナ地区は、熱帯雨林気候で年間降雨量も多くコーヒーの栽培に適した場所。 非常にはっきりした力強い酸味とコク、豊かな香りが特徴。余韻に香りにもある柑橘系やスパイスを感じる。 また生産量が少ないこともありアメリカ国 内でも高級品として有名。 苦味★☆☆
酸味★★★
香り★★★

私は、酸味が強いコーヒーよりも苦味があるほうが好きなので、日本人に好まれる「モカ」よりも 「ブルーマウンテン」や「マンデリン」が好みかも。
以前、お土産に「コナ」をいただいたことがありましたけど、あまり好きな味ではなかったです。 やっぱり酸味が強いのは、私はダメみたいですね。
ただ、酸味にもいろんな味わいがあるようで、「キリマンジャロ」の酸味は興味あります。
ここに載せたのはあくまでも主な銘柄の主な特徴です。豆は同じ銘柄でもそれぞれに特徴があり 焙煎や挽き方によっても味わいが変わってくるようです。
自分の好みにあったコーヒー豆を探すのも楽しみの一つになりそうです。

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